みなさまこんにちは、こんばんは。
富士宮城北店 営業の泉です。
ハイ、釣りの事ばかり書いている人です。そして今回も。
一言に「さかなつり」と言っても、対象も無数、やり方も無数にあります。
私の「釣り」の場合、ほとんどが「堤防からのウキ釣り」になります。
マキエ(コマセ)という魚のエサや好む成分の混ざった粉をヒシャクで撒き、仕掛けを投入します。
「自分は動かず、魚を寄せてくる釣り方」
になります。しかしこの釣り方、冬はなかなか難しいのですよ。まったくチャンスが無い訳ではありませんが、
「一日中やってカスりもせず、エサが1匹で事足りた」
なんて悲しい目に遭う事が「けっこう普通」になります(涙)
という訳で、冬はオフシーズンとしていたのですが、休みのたびに日帰り温泉ばかり行っていても
風呂 → メシ → 酒 → 寝る → 風呂 → メシ → 酒 → 寝・・・・
という無限の負のループ(ヲイ、仕事はいつすんだ?)に陥る可能性が高くなります。
そこで、なんとか冬の間も(というか通年)釣りが出来ないかと思いまして、色々と調べてみたところ
「らいと(そると)げーむ」
なる釣りが流行っているとの事。フムフム。まずは一回やってみようかね!?
と思い立ちました・・・が!道具が全く流用できず(汗)
一昔前ならココで諦めていましたが、今の世の中は便利ですよね。なんてったって
スマートフォンの操作ひとつで、南米のジャングルから仮面ライダーがたったの2日で釣竿やリールを届けてくれる!しかも安い!(非常に分かり辛いア○ゾンの説明を陳謝致します)
これで道具は揃いました。情報収集によると、どうやら夜釣りが良いらしい。潮汐表を見ながら、夜の堤防へレッツゴーでございます
15分でボッキリ心が折れるほど寒い!
せっかく自衛隊辞めたのに、演習場みたいにサブいぃぃ!!
全然「ライトなゲーム」ぢゃない。修行・・・まさに釣り道の修験者。。。
しかも、今までの私は「自分は動かず魚を寄せてくる」タイプの釣りでしたが、このテの釣りは
「自分から、どんどん移動して魚の居場所を探していく、攻めの釣り」
になります。オモリとハリが一体となったジグヘッドという道具は僅かに1〜2g程しかなく、投げる事も難しい。糸も細いし暗くて見えないし、リールから糸が出すぎるトラブルは頻繁に起こるし、、、
しかしまぁ、真冬の真夜中なのに、魚は釣れるんですわっ♪
正直ビックリしました。「マキエもせんと魚なんぞ釣れんのかぁ?」と思いましたが、居そうな場所の雰囲気が分かる様になると、初心者の私でもポツポツ釣れます。夕飯の味噌汁の具には困りません。3度ほど「入れ食いの大爆釣」も経験しました。
確かに、装備は軽いし、キモチワルイ虫エサも触らずに済みます。南米から届いた(まだ言うかw)安物の道具でも問題なく釣れますし、全くのゼロから揃えても、初期投資は1万円程でしょう。
私の場合、ライトゲームに手を出して4ヶ月程で、カサゴ(ウマイやつw)は最大29cm。セイゴ(スズキは出世魚でセイゴ→フッコ(ハネ)→スズキと大きくなる)は40cm。他にはカマス、クロダイ、メバル、フグなんかも釣れました。
確かに手軽だし、入口は広い。
しかし「安定して釣る」となると、とてつもなく奥が深い。
一生コレで楽しめるほど、ハマる、のめり込む要素が山ほどある!
という事が分かりました。最初は軽々しいキモチで始めましたが、ナカナカどうして、素晴らしい釣り方ですよ、コレは。
しかし冬は、指がとれたかと思うほど寒いので注意(ガクガク)
いやはやなんとも、またこれで、ひとつ釣りにハマってしまいました。
もうすぐGWですね。今年は10連休の方も多いのでしょうか?
例年、この頃になると、唐揚げサイズの豆アジなんかが釣れはじめます。
冷凍エサの1ブロックで、クーラーボックス満タンになるほど釣れる日もあります。
釣りをした事の無い方、超久し振りの方も、
初夏の堤防でサビキ釣り♪豆アジ三昧(ウマーッ)
なんていかがでしょうか?
そしてどうぞ、
真冬の真夜中に堤防へ繰り出す修験者
の道(ダークサイドとも言う)へと歩み出しましょう!(ヒヒヒ)

このサイズでもナカナカ引いて楽しいセイゴ♪

問答無用でウマいヤツの代名詞カサゴ!